社会への取り組み

 

バリアフリー

当社は、2023年度よりトヨタ自動車株式会社様の『モバイルトイレ(移動型バリアフリートイレトレーラー)』について、展示会などでの説明や販売の代理、メンテナンスを担当し、2024年度は自治体の防災担当部局を中心に8台納車しています。モバイルトイレは、災害時にも、電動車からの電力で稼働でき、車いすユーザー含めたすべての人が利用できます。また、有事の際のみならず、トイレが無いことを理由として外出のハードルの高い場所やイベント会場などに必要に応じて設置することも可能です。モバイルトイレの販売を通して、誰もが衛生的な生活を送れる環境の提供をサポートしています。

〈この取り組みに携わっている事業〉

商品企画・販売(セーフティ・ドライビング・トレーナー)

 
 
 

 
 

防災 

当社が管理運営している東海地区の研修施設では、大地震が想定される地域として、施設オーナー様と連携した消防訓練を毎年行っています。2024年度は、『地震から火災が発生した場合』を想定し、実際に人や物を動かした訓練を実施しました。訓練の中では、防災備蓄品の保管場所を現地確認し、備品の動作も現物確認を行うなど、『緊張感ある訓練』との評価をいただいています。また、施設オーナー様と他施設の訓練を見学し、そこで得た気づきなどを反映することで、さらなる訓練の質向上と安全・安心な施設環境の提供に取り組んでいます。

 
 

働きがい

自動車開発支援を中心に業務を行う職場では、地元中学校で開催されるキャリア特別講座に参加し、『なぜ、私たちは働くのか』についての講演を開催しました。車の開発業務の内容と、仕事を行ううえでの心構えや働く意義などをお伝えし、受講した中学生からは『仕事をするというのはどういうことで、どんなことが大切なのかを教えていただいた』、『仕事でしか得られないやりがいがあると知った』との声をいただいています。本取組を通して、働きがいのある仕事に対する関心の醸成に貢献しています。

〈この取り組みに携わっている事業〉

テクニカルサポート

 
 

技能等習得

工場などの警備を行う本部では、『ワクワクする仕事』への挑戦と警備員のさらなる技術向上を目的として、ドローン操縦の国家資格取得を推進しています。本部内およそ60名を対象に、二等無人航空機操縦士資格の取得を後押しし、さらに一部のメンバーは一等無人航空機操縦士資格にも挑戦しています。個人の能力向上を通して、成長できる職場づくりと人材づくりに取り組んでいます。

〈この取り組みに携わっている事業〉

セキュリティ(施設警備)

 
 

働きがい

工場などの警備を行う本部では、お客様に寄り添った提案ができる人材の育成をめざし、問題解決の勉強会を開催しています。志願者および若手中心の参加者が、グループワークや事後課題の発表会などを通して提案力の向上を図っています。業務上、自身が働く職場以外の従業員とコミュニケーションをとる機会が無いことから、勉強会を対面開催とすることで、職場を超えた仲間づくりの場としても設定しています。参加者からも、『グループワークなどで他職場の人とコミュニケーションがとれたのが良かった』との声が出ており、従業員同士の活発なコミュニケーションの促進と従業員一人ひとりのスキル向上を後押ししています。

〈この取り組みに携わっている事業〉

セキュリティ(施設警備)

 
 

ダイバーシティ&インクルージョン

当社では、特定技能外国人、外国人技能実習生(以下、実習生)の『働きやすい環境づくり』を目指し、座談会活動を実施しています。2024年度は、社内の実習生34名を対象に、業務と生活両面の現状や困りごとについてヒアリングし、合わせてテーマに基づいた勉強会を行うことで、困りごとの解消と必要な情報の発信に取り組んでいます。また、個別相談へも適宜対応できるよう、ツールの導入も進めており、これらの活動を通して、安全・安心で、全ての仲間が自分らしく活躍できる職場づくりに引き続き努めています。

〈勉強会を行ったテーマの例〉
①自転車ルール … 通行・駐輪ルール、標識の種類や意味 など
②地震・津波 … 有事の際の身の守り方、避難場所、緊急連絡網 など
③インターネット・電話詐欺 … 社会で起こっているSNSや電話などによる詐欺事例の情報共有

 
 

パートナーシップ

豊田市で工場の通門警備を行う職場では、地域社会の一員として、市が推し進める『ささえあいネット~高齢者見守りホットライン~』に登録しています。日々の警備業務の中で、周辺地域の高齢者に関して気掛かりなことを感じた際に、対象者の保護と市の指定番号に連絡を行う活動を通して、地域住民が安心して生活できるネットワーク体制の構築に貢献しています。

 
 

パートナーシップ

当社が指定管理者として運営している各施設では、地域社会の一員として地域のにぎわい創出に取り組んでいます。豊明市共生交流プラザ『カラット』では、『トヨタ自動車アンテロープス』の選手を招いたバスケットボール教室を開催し、プレー向上に向けた技術的なアドバイスに加え、選手との写真撮影、サイン会などを実施し交流を図りました。当日は、小学校5年生~中学校3年生までの男女50名が参加し、『また開催して欲しい』との声をいただいています。これら活動を通して、楽しみながら健康の維持につながるような運動の普及推進の後押しを図っています。

〈この取り組みに携わっている事業〉

指定管理

 
 

パートナーシップ

当社では、自治体が主催する企業交流会などに積極的に参加し、SDGs目標の実現に向けた仲間づくりを継続して推進しています。2024年度は、交流会で出会ったポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社様と連携し、当社が指定管理者として運営する施設において市民向け食育講座『レモン教室※』を共催し、地域住民へSDGsにつながる学びの場を提供しています。

※レモン教室とは … ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社様が提供しているレモンの健康効果や歴史、活用方法などについての体験型講座
※あい農パーク春日井とは … 愛知県春日井市にあり、子どもからシニアまで幅広い世代が『農』に親しむことができるよう多彩なプログラムや設備が整う農業公園。収穫の喜びや自然とのふれあいを通して『農業』への理解を深めることができる

 
 

パートナーシップ

当社では、自社だけでなく協力会社様と共に事業活動における『事故災害ゼロ』を目指して、トヨタエンタプライズ安全衛生協力会(以下、安全衛生協力会)に協賛し、安全活動を推進しています。安全衛生協力会は、地区別に分けられた4支部と、業種別に分けられた5つの専門部会で構成されており、活動の一例として、清掃部会では、2024年度に『清掃技術交流会』による会員同士の意見交換などの活動を行っています。化学物質管理に関する法改正への対応や、現場の困り事とその対策について情報共有を行い、参加者からは、『情報交換できてよかった』、『他社事例をお聞きでき参考になった』との声が出ています。安全・安心な労働環境のさらなる推進に向けて、安全活動を継続していきます。

 
 
 

 
 

働きやすい職場づくり

TEPでは、従業員がより働きやすく、多様な人材が能力を発揮し活躍できる会社を目指して多様な働き方につながる制度を導入しています。2023年度は、育児や介護を理由とした時短勤務社員制度においては、適用条件を見直し、制度適用期間を延伸しています。従業員のライフスタイルに合わせた勤務を選択できるようにすることで、全ての従業員が働きしやすく、活躍し続けられるようサポートしています。