社会への取り組み

 

ダイバーシティ&インクルージョン\NEW!/

当社では、2018年度より外国人技能実習生(以下、実習生)の受入れを始めています。2023年度も実習生が安心して日本で働けるよう受入環境の整備と担当者や実習生同士の交流促進に取り組み、下記の活動を実施してきました。

【受入環境の整備の取組例】
 ・実習生と受入職場との円滑なコミュニケーションの一助となるよう『やさしい日本語』スキル向上をテーマとした教材(文化・言語)の改訂
 ・実習生へも伝わりやすい『やさしい日本語』勉強会を受入職場に対して実施
 ・実習生が悩み相談を母国語で受けられるアプリを導入
【担当者や実習生同士の交流促進の取組例】
 ・各種勉強会(交通ルール、年休取得など)の実施
 ・『日本文化の体験研修』の企画、開催

『日本文化の体験研修』では、日本の伝統衣装体験や神社等施設の見学を行い、日本文化を楽しく学ぶことで、日本で働くことのモチベーションアップを図っています。
また、職場の異なる実習生同士や受入職場担当者との業務に限らない交流へも繋がり、研修に参加した実習生からは、『日本文化の勉強になった』『友人や同僚との美しい思い出になった』などの声があがっており、受入職場担当者からは『集団イベントは同期のつながりを深めることにつながると感じた』などの評価を得ています。
その他にも、実習生が母国語で相談できるアプリを導入するなど、今後も安全・安心に働き、全ての仲間が自分らしく活躍できる職場づくりに努めてまいります。

 
 
 
 
 

簡易版『やさしい日本語』教材(一部抜粋)、勉強会開催の様子
『日本文化の体験研修』の実施風景

交通安全\NEW!/

当社では、『すべての人に安全運転を』をキャッチコピーとして、SDT※の販売を行っています。運転が生活上必須となる地方のリハビリ施設などからの引合いが多く、SDTの販売を通して人々の危険予測向上に貢献しています。また、TEPでは従業員へもSDTの体験会を行い、実際の試乗では伝えきれない事故の急所を体験してもらっています。免許を持っていない従業員へも体験会の様子を見せ、死角や車から見えづらい場所などの説明を行うことで、運転の有無に関わらず、安全に対する意識の醸成を図っています。

※SDTとは、セーフティ・ドライビング・トレーナーの略で、時間、天候別の運転環境と、AIによるリアルな人や車の動きを再現した危険予測ポイントをリアルな運転をしながら体験できる交通安全トレーニング商品

 
 
 
 

 

交通安全\NEW!/

ネット販売・商品企画やデザイン制作を行っている部所では、通勤経路上のヒヤリハット※を洗い出し、過去に事故があった場所などへは実際に現場へ赴いて現地現物での危険箇所確認と対策の話し合いを行っています。また、確認結果や対策内容はミーティングを通して職場内に展開し、職場メンバーの安全について考える機会の創出を図るとともに、事業所内の安全に関する掲示板へ掲載して注意喚起を行うことで、道路交通事故の防止を図っています。

※ヒヤリハット:事故には至らなかったものの、ヒヤリとした、あるいはハッとした事例 出展:国土交通省ウェブサイト https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_tk2_000107.html
 

健康増進\NEW!/

豊田地区の各職場では、健康増進とコミュニケーションの促進を目的として昼休憩後に音楽に合わせて体操を実施しています。上司が率先して取り組み、実施時には部員への声掛けなども行うことで、コミュニケーションの促進を図りながら、働く仲間の健康に関する意識を高めています。

 

資格・技能等習得\NEW!/

工場などの警備を行っている部所では、さらなる警備品質の向上を目指し、日頃から火災発生時の対応についても勉強会や訓練を実施しています。火災は原因となった物質によって対応方法が異なるため、電池やガスなど、原因物質ごとに適した対応ができるよう、実践を想定した訓練を厳しく行っています。また、普段行っている訓練内容の発揮の場として、委託元お客様の認定資格である『消防技能検定』の取得に取り組むなど、個人の能力向上を通じプロ人材づくりに取り組んでいます。

〈この取り組みに携わっている事業〉

セキュリティ(施設警備)
資格技能取得

資格技能取得

技能等習得\NEW!/

自動車開発支援を中心に業務を行う職場では、『目指せ工作技能の達人 K-1グランプリ』を開催し、安全・やりづらい作業のカイゼン治具等の製作に対して表彰状の授与を行っています。2023年度は延べ76名がエントリーし、グランプリへの参加を通して、金属加工や樹脂などの工作技術を若手にも伝承していくことや個人のカイゼン力向上に努めています。

技能等取得

働きがい\NEW!/

富士スピードウェイを中心に業務を行う職場では、毎月1回『創意くふう報告会』を実施し、日頃のカイゼンアイデアの発表と参加者同士でのディスカッションを行っています。互いのアイデアを学びあい、さらにレベルアップするにはどうしたらよいか話し合う機会を設けることで、従業員同士の活発なコミュニケーションにつながっています。報告会を通して、従業員の自発的なカイゼン提案を後押ししています。

創意くふう報告会

働きやすい職場づくり\NEW!/

当社では、従業員がより働きやすく、多様な人材が能力を発揮し活躍できる会社を目指して多様な働き方につながる制度を導入しています。2023年度は、育児や介護を理由とした時短勤務社員制度においては、適用条件を見直し、制度適用期間を延伸しています。従業員のライフスタイルに合わせた勤務を選択できるようにすることで、全ての従業員が働きしやすく、活躍し続けられるようサポートしています。

働きやすい職場づくり

働きがい\NEW!/

自動車開発支援を中心に業務を行う職場では、高校生を対象にした職場体験としてモノづくりインターンを開催しました。インターンではプラモデル製作を実施し、製作過程からモノづくりの楽しさ、安全やカイゼンの大切さを伝え、参加者から『仕事内容にやりがいを感じた』・『モノを作る楽しみを知り興味がもてた』など好評を博しています。インターンの実施により、技術的スキルの習得を通じた働きがいのある仕事に対する関心の醸成に貢献しています。

〈この取り組みに携わっている事業〉

自動車開発評価支援
モノづくりインターン開催

地域活動\NEW!/

当社が指定管理者として運営している各施設では、地域社会の一員として活動場所の用意、講座の開催などを通して地域のにぎわい創出に取り組んでいます。特に、豊明市共生交流プラザ『カラット』では、地域の皆さんの『やってみたい』の実現に向けた支援・後押しを行う『コーディネート活動』に取り組んでいます。ヒアリングと提案を重ねることで、定期的な『子ども服の無料交換会』や、『保護犬譲渡会』などのイベント開催につながっています。

〈この取り組みに携わっている事業〉

指定管理
豊明市共生交流プラザ『カラット』

地域活動\NEW!/

当社が指定管理者として運営している半田赤レンガ建物のカフェ&ビアホールでは、地域と連携し、地産品を使用した看板メニューを考案・販売しています。『赤レンガ琥珀ソフト』は、地域の生産者から仕入れた材料を使用しており、兜を模倣したクッキー部分は障がい者就労施設より仕入れるなど、地域で暮らす人々の社会的・経済的な機会均等の促進に貢献しています。

〈この取り組みに携わっている事業〉

指定管理
半田赤レンガ建物のカフェ&ビアホール

地域活動\NEW!/

当社では従業員の健康増進と環境への貢献を目指したゴミ拾い&ウォーキングを実施しています。2023年度は計34回開催し約630名の従業員が参加しており、身近な活動を通して環境課題について考える機会を創出し、環境負荷軽減に対する意識の醸成を図っています。

ゴミ拾い&ウォーキング
 

交通安全

TEPターゲット※のうち、『交通事故のない世界を目指し、社内の業務上・通勤上の交通事故ゼロの達成と交通安全にかかわる事業を継続します』の達成に向けて、東富士地区の職場では、毎週金曜日に輪番で安全に関する講話を行い、休日中も安全考動を意識できるよう注意喚起をしています。また、業務用車を運転する際には、周囲から通勤時に気付いた工事情報や当日の天候、危ないと感じた場所などの声掛けを行うなど、職場全体でタイムリーな情報を持ち寄り共有することで、業務上・通勤上の交通事故ゼロに努めています。
※TEPターゲット:当社の従業員がSDGsを自分事として捉え、社会課題の解決や持続可能な社会への貢献という意識を持って日々の業務を推進するにあたり、どのように貢献するかを明確にして社内での理解を促進するために設定した19の目標。

 

交通安全

自動車開発支援を中心に業務を行う職場では、運転自己診断(性格など)および、棒反応テスト(敏しょう性)を全従業員で行い、自身の特性について理解を深めることで安全意識の向上を図り、TEPターゲット『交通事故のない世界を目指し、社内の業務上・通勤上の交通事故ゼロの達成と交通安全にかかわる事業を継続します』の達成に努めています。

 

資格・技能等習得

お客様からの委託業務で当社が施設管理などを行うトレッサ横浜において、来館者へのサービスに携わる全従業員で『普通救命技能認定』の取得に取り組んでいます。2022年度は受講者全員が認定を受けるなど、従業員の知識と意識の向上と来館者の安全確保に努めています。(当施設は地域の災害時応援協力施設として位置づけられている。

 

働きやすい職場づくり

トヨタ産業技術記念館で当社が運営を行う職場では、ダイバーシティ&インクルージョンの実現に向けて、誰もがサービスの第一線で活躍できるよう、職場内の情報交換・相互理解を進めています。個人に合わせた新しい業務ポジションを設定するなど、誰もが働きやすい職場環境づくりに取り組むことで、人々の社会的・経済的な機会均等の促進に貢献しています。

 

パートナーシップ

当社では、自治体の行う交流会などに積極的に参加し、SDGs目標の実現に向けた仲間づくりを推進しています。交流会で出会った企業様と連携し、当社が運営する施設において講座を開催することで、地域住民へSDGsにつながる学びの場を提供しています。

 

安全衛生

トヨタ産業技術記念館で、施設の運営・管理を行っている職場では、重点的に取り組む安全行動などから職場オリジナルの標語を全従業員で考え、事務所に毎月掲示することで、危険因子をなくすための考動を促進しています。

 

資格・技能等習得

当社では、ビルメンテナンス(清掃)で受け入れている技能実習生に対し、ビルクリーニング技能検定合格を目標に講習を開催し、2021年度は受講者全員が合格するなど、技術的・職業的スキルを修得する機会の提供を進めています。

〈この取り組みに携わっている事業〉

ビルメンテナンス(清掃)
 

地域活動

当社が施設管理を行っているトヨタ博物館(トヨタ自動車株式会社)では、障がい者施設などで作られている商品(クッキー・木製の知育玩具など)をミュージアムショップで販売し、好評を博しております。これらの活動を通じて、地域で暮らす人々の社会的・経済的な機会均等の促進に貢献しています。

〈この取り組みに携わっている事業〉

商品企画・販売
 

安全衛生

トヨタ産業技術記念館で、施設の運営・管理を行っている職場では、全従業員による防災備蓄品の設置箇所確認や賞味期限の近い防災備蓄品の試食を実施することで、自然災害などへの適応力強化に努めています。

 

交通事故のない世界を目指す

当社はモビリティ社会を実現する企業の子会社として交通事故を起こさない、起こさせない強い信念を持って業務・通勤共に交通事故の撲滅を目指した活動を続けております。
発生してしまった全ての交通事故について、当事者に対する指導以外にも、全従業員が自分事として受け止め、類似の事故が繰り返し発生しないよう、その原因を共有する取組を行っております。さらに、発生してしまった全ての事故の傾向を把握し、「車間4秒」など具体的な予防策を周知するなど、事故の防止に努めております。
また、「通勤経路危険予知マップ」の作成と定期的な更新や、社内独自の「運転許可制度」など、交通事故撲滅に向けて様々な取組を継続して推進しております。

 

快適なオフィス環境とお客様の健康の維持

お客様各位の業務拡大、アウトソーシング化とともに、仕事・役割を拡大し成長を続け、多くの事業を有するにいたった当社では、施設の管理を総合的に受託する中で、数多くの事業が施設を利用するお客様の健康と安全の維持につながっております。
 
一例として、施設内の安全をお守りし、有事には救命活動も行う警備事業。施設内外を常に清潔な状態に保ち、水や大気の質・空調管理などで快適なオフィスなどの環境のお守りするビルメンテナンス。企業に所属する皆さんにとって一番身近な「食生活改善の場」として、カロリーや塩分濃度への配慮など管理栄養士が監修するバランスのとれたメニューで健康のサポートを行う社員食堂の運営などがあげられます。今後も幅広い事業でお客様の健康と安全の維持に貢献してまいります。

 

〈この取り組みに携わっている事業〉

ビルメンテナンス(清掃)
レストラン・社員食堂
ビルメンテナンス(設備管理)
セキュリティ(施設警備)

技能実習生の受入

当社が加入するTEC協同組合様と連携して、ベトナムからの技能実習生を受け入れております。技能実習生は日本でのワーキングライフを通じて、専門的な技能や日本語の能力などを身につけ、母国の経済発展に寄与できるよう実習に取組んでおります。
 
当社は技能実習生の受入・育成を通じて、各国間の不平等の是正に貢献してまいります。