ガバナンス

■ コーポレートガバナンス

1. 方針

当社のコーポレート・ガバナンスに関する考え方は、会社法上規定された株式会社の機関制度を基本としており、経営方針等の重要事項に関する意思決定機関および監督機関としての取締役会、業務執行機関としての代表取締役、監査機関としての監査役を設置しています。

また、業務執行に関しましては、社長のもと本部制を敷き組織的な意思決定を行うとともに、機能別の委員会を定期または随時開催することで、公正かつ円滑な運営を実現し、会社の持続的な成長と発展を目指しています。

2. 体制図

 

■ コンプライアンス

1. 方針

当社では、グループすべての従業員の5つの行動指針を定めており、コンプライアンスについては、「3 コンプライアンス」 として、下記の通り定めています。

TEPグループ行動指針 3 コンプライアンス
私たちは、
・良識ある倫理観をもって、法令およびルールを遵守します。
・すべての取引先と相互信頼を築き、公正な取引・情報管理に努めます。
・行政機関とも健全な関係を保ち、反社会的勢力とは関わりを持ちません。

2. 具体的な取り組み

① 各種関連法令に沿った業務執行および点検・カイゼン

② コンプライアンスに関する知識の取得・意識向上等を目的とする研修の実施
③ 匿名性・秘匿性に最大限配慮した各種相談窓口・内部通報制度の設置・運用

取り組み事例の紹介\NEW!/

当社では、従業員の一人ひとりが正しい知識と高い意識を持つために、コンプライアンス研修を実施しています。法改正による注意点などのeラーニングを実施し、理解度チェックと要点を学ぶとともに、職場自主点検や本社部署による巡回点検、点検結果のフィードバックを定期的に実施しています。
また、『コンプライアンス ハンドブック』を作成・更新し、業務に関わる多くの法令などを事例とともに分かりやすく紹介するなど、いつでも復習や必要事項の確認ができる環境づくりを行い、コンプライアンスの徹底に努めています。

 

当社ではファシリティ事業に関する有資格者が長年培った知識・経験を持って業務に従事しています。脱炭素社会に対応するためお客様からの工事・設備関連の受注拡大が見込まれる中、現場におけるOJT(オン ザ ジョブトレーニング)※を通してスキル向上と資格取得の奨励を行い、技術者の育成に努めています。また年々変化する法令については、専門部署が迅速な情報収集とコンプライアンスの確保に向けた社内管理を徹底し、お客様からの信頼獲得に努めています。

※On-the-Job Training。企業内の事業活動の中で行われる実務を通じた訓練。

 

■ リスクマネジメント

事業活動を行う上では、さまざまなリスクに対して「予防する」「迅速に対応する」「被害を最小限にとどめる」ための仕組み作りが必要不可欠です。
中でも、「情報」に関しては、TEPグループの事業活動における重要な資産であると認識し、情報セキュリティ基本方針を定め、組織的かつ継続的に取り組んでいます。

また、情報セキュリティにおいては、親会社と一体となって取り組むことも併せて求められています。
当社では、全ての情報資産を扱う際に、オールトヨタセキュリティガイドライン(ATSG)に準拠しているか否かについて確認の上、取り扱いを決定しています。そして、定期的に行われるATSGに関する評価において、高い水準を維持することで、当社の情報に関するリスクを低減しています。