1998年~
・人材派遣営業
クライアントの要望を正確に把握し、提案に盛り込む大切さと難しさを学んだ。
2009年~
・研修企画・営業/販売店支援
2010年~
・新規事業企画/営業戦略立案/営業部門支援
部門の枠を越えた全社視点、社内の多くの人とのかかわりが貴重な経験に。
2016年~
・研修企画・営業/セミナー企画/他社様とのコラボ企画/商材拡大の仕組みづくり
2019年~
・ショールーム運営/職場マネジメント/採用
※途中、課長に昇格
※2007年に長女、2012年に次女を出産。育産休取得。
就職活動をしていた当時、結婚・出産してもキャリアをあきらめるのではなく、チャレンジし続けられる会社を希望していました。そんな時、トヨタエンタプライズの先輩社員から仕事内容について直接お話を伺い、自分が総合職として働く姿をリアルにイメージできたことが、入社の決め手になりました。
トヨタエンタプライズには多くの事業があります。転職しながらキャリアを構築する方法もありますが、1つの会社でありながら、多彩な経験を積み重ねてステップアップしていける総合職は、チャレンジ精神旺盛な自分にとってピッタリでした。異動するたびにさまざまな経験ができましたし、とても勉強になったと実感しています。
入社当初より、人材サービスの企画営業に携わってきました。営業は、お客様の声を直接聞き、肌で感じて、仕事に反映できるとてもやりがいのある仕事です。社内外問わず多くの方と接する機会がある営業職につけたことで、自身の知見が広がりましたし、多くの学びがありました。営業として培った経験や人とのつながりは、間違いなく今の自分のベースとなっていると感じています。
研修に特化した広域営業部では、研修カリキュラムの提案営業や他社とのコラボ企画、商材拡大の仕組み構築に携わりました。クライアントのご要望をもとにカリキュラムの構築から講師の選定・手配、研修の実施に至るまで携わるので、最後までやり抜いた後の達成感は何にも代えがたいものがあります。 また、新規事業企画や全社の営業戦略立案を担う営業企画部では、社内の複数の事業を組み合わせ、総合的にクライアントへご提案する戦略立案に取り組みました。どうしたらクライアントのご要望に最大限お応えできるか、部所の垣根を超えた多くの人とアイディアを出し合いながら進められたことは、とても貴重な経験になりました。
現在は、ショールームやミュージアムで接遇サービスを提供しているアテンダント事業部のグループ長として、職場運営やマネジメント全般を担当しています。さまざまな人に出会えますし、目の前の課題を職場のみんなと一つずつクリアする日々に、とてもやりがいを感じています。一日のルーティンが決まった時間を過ごすよりも、変化や刺激があって面白く、何より、これまで培ってきた経験や人とのつながりを現在の職場でも活かすことができていると感じています。
産休・育休の取得については、キャリアを一時中断してしまうことや職場に迷惑をかけてしまうのではないかという不安は正直ありました。ただ、そんな不安とは裏腹に職場の方たちは快く送り出してくれて…。当時の上司や仲間には、今でも感謝しています。また、復帰時は「せっかく働くなら全力でやりたい」という思いがあり、時短勤務ではなく、あえてフルタイム勤務を選択しました。実際にフルタイム勤務で復帰した後は、出産前と比べると時間の概念がすっかり変わり、限られた時間のなかで最大の成果をあげるにはどうしたらよいかを考えて行動するように意識が変化しました。私は何ごとも全力でやりたい欲張りなタイプ(笑)。そんな私を、周囲はいつも温かく見守ってくれました。キャリア形成を諦めることなく今の自分があるのも、家族と職場の大きな理解があってこそと、心から感謝しています。
仕事をしながら子育てをしていた最初のころは、仕事も家庭もどちらも一生懸命だからこそ、そのバランスに悩むこともありました。でも、今は子どもが大きくなって、昔ほど葛藤することはありません。以前より心の余裕ができたので、肩の力を抜いて、仕事も子育てもどちらも楽しめています。
ありがたいことに、年々、会社の子育て支援制度が充実してきています。仕事と子育ての両立については私のスタイルが正解ではなくて、考え方もスタイルも人それぞれ。時短勤務で活躍されている女性もたくさんいます。本人が優先したいことを大事にできる働き方が一番です。私の場合は、仕事に全力を注いだら家のことで息抜きができます。また、その逆も然りで、それぞれが相乗効果をもたらしてくれています。これからも、両方を大切に、うまくバランスをとっていけたらと思っています。
これまでのキャリアを思い返すと、私にとって異動や昇格は大きな転機でした。仕事内容や役割責任が変わることで多くの学びがありましたし、マイナスになったことは一つも思い当たりません。私自身、現在のアテンダント事業部に異動が決まった時も、「知見を広げられるチャンス」だとポジティブに捉えましたし、実際に新しく得るものばかり。グループ長としてメンバーが活躍している姿をみると自分事のように嬉しいですし、一人ひとりの思いを大切に、後押ししたいと思っています。
今後はそれに加えて、よりワークスタイルを柔軟に選択できる環境を整えていきたいと思っています。自分自身も仕事と家庭どちらも大切にしながら、従業員みんなが長くイキイキと働ける、そんな会社作りに貢献していきたいと思います。
社内外問わず多くの方と関わる機会があります。関わるすべての方とのつながりを大切に仕事を進めています。
メンバーとは定期的に面談を実施。全員がイキイキと働けるよう、一人ひとりとしっかりコミュニケーションをとることを大切にしています。
※掲載内容は取材当時のものとなります
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